FXトレードの基本

FXで稼ごうと思ったら、思い切ってポジションサイズを上げていけば良い、なんて極端な事も考えられますね。

もちろん、ポジションサイズを上げれば上げるほど、一撃で資本全てを失って相場撤退する羽目にも遭いかねないのですが、その一方で、うまく予想が当たれば、一発でもの凄い利益になる、という計算も成り立ちます。

 

今回は、FXで考えられる「策略」というのを、つらつらと綴ってみたいと思います。

 

一番リスキー:マーチンゲール・ナンピン

よくリスキー系EAで見られるものですけれど、マーチンゲール・ルールを採用してナンピンを行っていく、というのが、一番リスキーですね。それでいて、投資資本が無限大にあったとしても、相場の動きがちょっとでも予想から外れると、それだけで一撃で死亡する、という凄まじいパワーがあります。

 

そもそも、マーチンゲールとは。

カジノの賭け方として有名なんですが、負けたら次のベットの時に、倍の価格を賭ける、という方法です。

FXでそれを応用すると、負けポジションで決済したらすぐに倍のポジションを建てる、という風になります。

このルール、ナンピンと結構相性が良くて、例えば「60pips逆方向に行ったら、倍のポジションサイズで更にピラミッティング」というような感じで賭けていきます。はい、投資というより『賭け』です。

 

私が以前愛用していた”Bee”という名のEAは、まさにこのマーチンゲール・ナンピンをしていくEAでした。

まぁ、その結果が、2回に渡る100万円損切りと、数回に及ぶ市場撤退だったりします。ですので、以前は絶賛していましたが、今はリスク・リターンの観念から、ちょっと使えないなぁ、と思っています。

勿論、例えば動く幅のそれ程大きくない相場でもって、常時監視をしながら使う、更に資金の投入もほぼ限度無しに出来る、というような状況であれば、”Bee”も使いようはあるんです。実際それでもって、210万円の利益まで1度は持って行けたんですから、事実儲かる時には儲かります。

 

けれど問題なのはその「幅」。

例えばドル円であれば、凪いでいる時には1日でせいぜい50銭動けば良いかな、という感じですが、トランプ大統領に決まった直後からの円安一直線相場、そして先日の指標発表前後の動きなどを見ると、1日で2円幅で動くこともありました。

2円も幅があれば、仮に100万儲かるポジションを持てても、一気に逆方向に動かれたら同様に100万円の含み損を抱える、というような流れになります。そう簡単に「良いところで利食い」が出来る訳でもないですので、こういう荒れ相場の時には、マーチンゲール・ナンピンの手法は極めて危険なのです。

 

相場を「賭け」として楽しみたいのであれば、マーチンゲール・ナンピンの手法を使っても良いでしょう。

けれど、「投資」として考えるのであれば、マーチンゲールはリスキーに過ぎる手法なので、採用は難しいと言えます。

 

スキャルピング:以外と難しい判断を要求される

次に、一般的な取引手法・スタイルとしての「スキャルピング」を考えたいと思います。

 

スキャルピングとは、基本的に1分足や5分足程度の短期間の時間足を利用して、短期のトレンド、またはレンジを使って、小幅に稼いでいくのを積み重ねる、という手法になります。

昔はFXでは、売買それぞれに対して「手数料」というのがありました。手数料があると、建て玉をする度にその手数料分だけがスプレッドと同様の意味を持ってくるので、あまりスキャルピング自体手法としてメジャーでは無かったように思います。

けれど現在は、手数料無し、というのが基本です。一部、スプレッドゼロ、という特殊な口座にあっては、その分手数料が設定されている、というのがありますが、まぁそれはちょっと例外パターンとして除外します。というか、私自身がそういう口座を使った事が無いので、よく分からない、というのが実際なのです。

 

スキャルピングは、大体の場合、インジケータを使って取引します。もちろん後述するスイングトレードでもインジケータは重要な役割を果たしますが、それ以上にスキャルピングでは、インジケータが命と言っても良いです。

良質のインジケータはどれか、また、取引通貨ペアに上手いこと合致してくれるインジケータはどれなのか、というのを見極めが出来れば、ある程度はスキャルピングでも稼げます。

私の場合、既に販売終了となった「パラトレFX」と「ドラストFX」という2つのインジケータを利用して、これもある程度は稼げていました。ただ、あくまで「ある程度」です。

 

スキャルピングは、基本的に自分が相場に貼り付いていないとダメです。たまに「スマホがあれば取引出来ます!」みたいな事を言う情報商材があったりしますが、基本的にスマホでインジケータを駆使する、というのは難しい。特に標準搭載のインジケータ、例えばボリンジャーバンドのようなものを使うのであればまぁ出来なくも無いのですが、より高機能な外部インジケータを使おうとすれば、スマホアプリではどうにもなりません。

方法としては一応無い事は無いです。自宅のトレード用PCを常に電源を入れておいて、仮想デスクトップソフトを使ってスマホからアクセスする、という方法です。これであれば、画面は非常に小さいので「見るのに苦労する」という点は避けられない弱点ではありますが、取りあえず自宅環境と同じインジケータを利用することは出来ます。

 

ただ、そこまでして相場に貼り付かないと利益が出ない、という手法は、専業トレーダー向けかな、と思います。

家事があったり、子育てがあったり、仕事があったりする「普通の人」に向いている・推奨出来る手法では無いかな、と。

 

もちろん、ニューヨークオープンの22時から入って、ロンドンフィックスのAM1時までに取引を限定する、などの時間的ルールを設ければ、専業トレーダーと同じような取引環境が準備出来なくは無いです。実際専業トレーダーの方ほど、自分の得意とする時間帯というのを持ち合わせていますし。

 

とは言っても、スキャルピングの手法は基本的にレンジ内での小幅な動きを拾っていくタイプの取引スタイルになりがちです。トレンドブレイクアウトを狙えないことも無いですが、毎回そうはトレンドは発生しませんので、どうしても取引回数は減ります。

無論、取引回数が増えればチャンスが増えるという訳でもなく、寧ろリスキーになっていく傾向はあるのでそれはそれで良いのかも知れませんが、何にしても「エントリーしなければ稼げない」というのは事実としてあるので、あまりにエントリーチャンスが無い、というのも問題です。

 

1つ解決策としてあり得るのは、「そういうのを全てEAにやらせてしまう」という方法。

パソコンの電源を入れっぱなしにして、MT4を立ち上げておけば、それだけで解決するという非常にシンプルな方法でもあります。

昔は、パソコンというと電力を結構喰らうので、常時立ち上げというのが抵抗感があるところでしたが、今ではUSB給電だけでOKなスティックPCなどもあります。例えば以下のようなものです。

値段はかなり廉価で、パワーはかなり低いです。なので、これでブラウジングしながらMT4を回しながらとか、そういう用途には向いていません。あくまでMT4でEAを回す専用マシンとして使う、というのが良い使い方だと私は思い、またそれを実践しています。

 

この方法の一番良い所は、ボラティリティーが著しく下がる日本時間早朝「だけ」に動くタイプの、安定性と収益の両方を取るEAが使えることです。

メインとなるようなPCを常時起動していると、それこそたまには再起動もしてあげないとWindows自体が不安定になったりもしますが、スティックPCの類は「それだけで完結するように作られている」ので、安定性の面ではかなり信頼が置けます。

更に、使うソフトをMT4に限定することで、PCにゴミが溜まるような事も無く常時起動が出来ます。もしマシンの安定性を高めたいのであれば、土日の市場休業日に、再起動してあげれば良いだけの話です。

消費電力も、USB給電であれば1Aを使うだけですから、ほとんど電力を使うということもありません。電源供給専用のUSBハブ的な物は追加で必要になりますが、それさえあれば大丈夫、と言うのが、この手法です。

(電源供給専用のUSBハブというのは、こんなアイテムです)

 

もちろんiPhoneとかAndroidを買ったときに付いてくるアダプタでも、スティックPCが駆動するだけの出力は通常出していますので、24Wまで供給しなくても良いかとは思いますが、より安定性を求めるのであれば、おまけで付いてくる品物よりも、専用に設計されたものを使う方がベターです。

 

と、スキャルピングの話が随分長くなりましたが、ともかくスキャルピングの手法は時間と手間が掛かります。

それをEAにアウトソーシング出来れば、かなり負担軽減になりますので、個人的にはお勧めです。

因みに、私が「夜中・早朝専用に動かしているEA」というのを紹介します。

USDJPY版とEURUSD版のお得な2本セット!

バナーにもあるとおり、夜中・早朝専用EAです。最大ポジションが15とデカいので不安に思われるかも知れませんが、適切なマネーマネージメント機能が付いているので、過剰にポジション取ってドボン、と言うことは無いEAになります。

一応、EAが行う取引時間の手動調整もパラメーターで出来ますが、どう調整しても、デフォルト設定の方がプロフィット・ファクターは優秀です。なので、メインPCのMT4ではこれは使わず、スティックPCのMT4でほったらかしに動かす、という使い方を私はしています。

 

スイングトレード:たぶん一番楽なやり方

スイングトレード、というと、とにかく決済までに時間が掛かる、というイメージを持つ方も多いでしょう。その通りです(笑)。

スキャルピングに慣れてしまうと、どうしてもスイングトレードでの時間、というのがもの凄く長く感じます。

 

ただ、トレンド・ブレイクアウトの手法を用いることも、レンジでの取引を行うことも、工夫次第で可能、というのがスイングトレードの良い所だと思います。

今は個人的にこの手法を、メインPCでアクティブに行っています。スティックPCでは敢えてそれとは異なる、スキャルピング系EAを回す、という辺りで、ハイブリッドな事をしています(笑)。

 

スイングトレードでは、時間足や日足を使った、ある程度大きなトレンドの把握と、ファンダメンタルの解析が必要になります。

どうしてもトレンドが出来るのは、ファンダメンタルからの発生がメインですからね。そういう意味でも、ファンダメンタルの理解と予想、そして解析は絶対に必要です。

ここ最近で言えば、トランプ大統領の就任絡みで、随分円安一方向に動いていたところ、先日の指標発表前後の動きで荒れ相場になった、という感じですね。

これで週明けどういう値動きになるのかはある意味で楽しみですが、週越しのポジションを持ったり、Buy limitのオーダーを残したまま週を越していると、冷や冷やするところでもあると思います。

 

でも、それもまた、ある意味でFX投資の本質部分ですね。値動きは、分からない。

単純に予想するだけのバイナリーオプションなどと違い、ある程度「自分の資金量と、耐えられる時間」で勝負が決まってくるスイングトレードですので、ある程度は資金に余裕が無いと出来ません。

ロットサイズを上げて取引したいのであれば、時間を掛けるというのはそれだけリスクが高まるのと同義です。そういう取引は、スキャルピングの手法を取るべきです。

 

スイングトレードは、あくまで余裕資金をじっくり回す、というのが良いところです。人によっては、高金利通貨をロングで持って、スワップを得よう、というもくろみをされる方もおられます。

個人的には、スワップだけが目的でロングを取るのはあまり好きでは無いというか、非効率に感じられて、という所はあるのですけれど、取りあえずそういう「超長期」な事が出来るのもまた、FXの良いところです。

 

まぁ、スワップポイントで稼いでも、一気に円高が進んで資金ショートしてしまったらどうしようもないので、かなりの余裕資金がある方だけが、このスワップポイント戦略を使うべきだとは思いますが。

 

いずれにしても、

 

  1. 相場に貼り付かなくても良い
  2. それ程精神的に来るものがない
  3. 時間が味方してくれるパターンが多い

 

と、こんな辺りがスイングトレードのメリットと言えるでしょう。逆にこれらがストレスになるタイプの方は、寧ろポジションをどんどん取っていくスキャルピングで稼ぐことを選択された方が良いと思います。

 

まとめ:個々人の売買スタイルを重視するべし

結局のところ、FXの投資というものは、ある程度それぞれ個々人の個性が出ます。前提としての資金量などの事柄はあるにしても、それはそれ相応なポジションサイズの調整をすれば大丈夫な話ですから、最終的には「好み」です。

ただ、スキャルピングをやるのであれば、EAかインジケータのどちらか、または両方を活用しないと、実際に利益をガンガン上げるのは難しいです。そういう意味では、スキャルピングは初期投資が掛かると言っても良いかも知れません。

 

スイングトレードであれば、日足のボリンジャーバンドなど、MT4に標準搭載のインジケータだけでも、まぁちょっと心もとないですけれど何とかなります。

初期投資を惜しむと、かえって後々損をする機会を設けてしまうことにも繋がりますが、ホントに長期的スイングトレード、何ヶ月という単位でポジションを持つつもりなら、そこいらで売っているインジケータは寧ろあまり役に立たないので、初期投資も不要だと思います。

 

FX投資で一番良くないのは何か、分かりますか?

それは、メンタルストレスです。ストレスが掛かると、人は正常かつ合理的な判断が出来なくなってしまいます。ストレス環境下にある時には「これが正しい!」と思えた判断も、ストレスから解放された後で考えると「なんであんな……」と思ってしまうことなど、幾らでもあります。

メンタルにストレスを抱えないトレード、というのが、結局のところ最適解です。故に、個々人の売買スタイルというのも、その人にストレスにならないタイプのスタイルを選ぶ、という意味で、個性が反映される、というわけなんです。

 

徹頭徹尾自分のスタイルが貫ければ、多少の相場的逆境に立たされても、平然としていられます。

まぁ、先だってのスイスフランのような「超値動き」があったら、ロスカットも含めてとても平然となどしてられませんが、普通の相場状況であれば、自分のスタイルだけで何とかなります。

 

ただ。唯一言っておきたいことが。

それは、ストップロスは必ず置きましょう、ということです。

 

ロスカットになってから、全てを後悔しても遅いのです。ある程度自分の心にダメージが入らない程度の浅い位置、かつそう簡単にはタッチしない位置に、ストップロスを設けることは、非常に大切です。

スイスフランの例を挙げれば、例えば値幅2.5円の位置にストップロスを置いていれば、その範囲での損失で済みます。けれど、もしストップロスが無ければ。確実にロスカットで相場撤退です。

 

ただ私は、逆の「テイクプロフィット」は、置いても置かなくても良い、と考えています。

スキャルピングであれば、テイクプロフィットは必ず置いた方が良いのですけれど、スイングトレードでは寧ろそれが利益の最大化の障害になるケースも多々あります。

相場格言で『頭と尻尾はくれてやれ』なんて言いますから、あまり欲張るのも良くは無いですが、ピラミッティングも含めて、含み益を最大化していく為には、下手に低い位置にテイクプロフィットを置いていると、その後の値動き分だけ、利益が取れないことになります。だから、テイクプロフィットは「どっちでも、その人の個性で」というふうに私は考えています。

 

以上、つらつら述べましたが、これらがFXの基本的な部分です。

因みに私は、海外のFX会社を使っているので、日本のそれと比べれば超ハイレバレッジでもって取引をしています。

なので、ある程度小資本であっても、そこそこ大きなポジションが取れます。もちろんあまり大きなポジションを取ると、30銭とかの日常の値動きで口座破綻するので限界というのはありますが、ともかく日本の厳しすぎる規制よりはマシです。

 

ただ、信頼出来る業者を選ばないといけない、というのは間違いない事実です。

個人的には、最大レバレッジ888倍で、入出金トラブルも発生していない(私の場合は、ですが)”XM Trading”をお勧めしたいと思います。

横に小さな文字で「リスク警告」がありますが、左のチェックマークにあるように、残高がマイナスになっても追証は発生しません。

ですので、例えばですが、ごく小資金で一点がけをして、当たれば一攫千金、という使い方も出来ます。まぁそういうクセが付くとろくな結果は生まないのでお勧めは出来ませんが、ともかく「安心」は買えます。実際私も、3回ばかり口座残高がマイナスになったことがありましたが、3時間ほどするとゼロにリセットされます。まぁ、3時間はペナルティータイムと思って、反省会とかしていますが(苦笑)。

ABOUTこの記事をかいた人

アフィリエイターであり、FX投資家であり、ライトワーカー(スピリチュアルなお仕事です)でもある、よしおかとうじです。 色々な顔を持っていますが、詳しくはブログの方にて。